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Think about Fine quality

私達は高いクオリティーで上質な空間をリーズナブルに提供することに尽力して参りました。
"上質"とは時代や個人によって変化するものです。家作りにも様々な考え方がありますが、良い家とは、高価な商材を多く使用するのではなく、住まう人のライフスタイルに合わせた間取り、使いやすい"癒し"の空間を演出する事だと思います。また、現代では環境を大切にした家作りが求められています。
我々が少しでも自然環境に負担をかけない生活を送れるようにするにはどうしたら良いのか、そのことを常に考えて家作りを行っております。

An environmental problem

住生活グループではもちろん環境に配慮しようという理念や行動指針があります。低炭素社会を目標として、廃棄物のリサイクルや埋め立て処分になる廃棄物を出さないゼロ・エミッションにも取り組んでいますが、こちらは本来ならば二酸化炭素を排出せざるを得ない化石燃料に代わるエネルギーの獲得をも問題とし、人類の生産活動そのものを一から見直さなければならず、地球規模で行わなければ意味を成しません。
そもそも家を建てるという行為そのものが自然環境にとっては負担になります。材料に木を使いますし、土地も確保しなければなりません。暖房や冷房のためのエネルギーも必要です。
そういった事実がある中で、環境基準という点に於いて、世界で最も高性能と言えるものにカナダの「R2000住宅」があります。これは簡単に説明してしまうと高気密・高断熱で、暖房・冷房を節約できるので二酸化炭素の排出を削減することができ、リサイクルした建材、又はリサイクル可能な建材を使用しなければなりませんが、その厳しい建築基準や、日本の気候や制度や状況、経済的な理由から普及が難しいというのが現状です。我が国には「次世代省エネルギー基準」というものがありますが、「R2000」に比べると環境問題に対しては緩慢な姿勢と言わざるを得ません。
このように日本では環境問題に対する制度や認識が十分であるとは言えません。しかし、今の現状で私達にできる対策を、最大限に実現していくことが必要です。

Build a home

日本では環境問題に対する制度や認識が十分ではないとは言ったものの、決して世界基準に準拠した住宅を建てることが不可能なわけではありません。ただし、コストがかかるので経済的に余裕がないと難しいかもしれません。このような環境の問題と、経済の問題との間を縮める努力が必要になってきます。
私達は私達にできることとして、住宅に携わる30年の実績と経験で、実際の暮らしの中にある省エネや快適な空間を作る事への知識を高めて参りました。
意外と意識されることが少ないようですが、省エネという生活をする為には、住宅のタイプに合わせて生活習慣の変化が要求されてしまうものです。
それらをストレスだと感じてしまえば、我が家は上質な空間ではなくなってしまいます。
例えば、千葉県では冬の寒さよりも夏の暑さへの対策の方がより省エネにつながります。家にいることが多い主婦の方は、毎日の多くの時間を過ごすキッチンを一番いい位置に持ってくることでストレスを軽減できます。太陽高度を計算して光を取り入れれば十分な明るさになり、照明の節約になります。また、広い敷地であればサンルームは北側に設置する事が理想で、南面を向いた庭の植物と対面することで、明るく双方が向かい合う関係が生まれます。
また、ログハウスのように家そのものが呼吸(調温・調湿)をして省エネするという考え方もあります。
このように快適で上質な空間というのは、環境に優しいことにプラス、個人の心や目的、気候に合ったメンテナンスや設計の全てを含んだ概念です。
私達はこれからも皆様に上質な空間を、自信を持ってご提供できるように、力を尽くして参ります。